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核燃料最終処分

核燃料最終処分

日本には、核廃棄物の最終処分場が無い。
無いどころか、候補地が挙がるたびに反対運動で潰され、建設の目処も立っていない状態だ。

使用済み核燃料の再処理を行った後に生ずる、高レベル放射性廃棄物の最終処分業務。核廃棄物を地下500mに地層処分し、数万年は静かに眠らせなくてはならない。
そこで核廃棄物が大人しくじっとしている保証はない。
日本の場合、核燃料サイクルを前提としているために、使用済み核燃料を六ヶ所村の再処理工場で処理、ウランとプルトニウムを取り出した上で、排出される高レベル放射性廃棄物をガラス固体化にして30年から50年の歳月をかけて冷却。それを最終処分場に持って行き、数万年の眠りにつかせる。

その最終処分場候補地88か所がある。
要は、カネだ。
財政難の自治体であるのが前提で、「札びらで横っ面をはたく」やり方が使える地域。

年に1000tも出る使用済み核燃料・・・
今回の原発事故を受けて、「カネを積んで自治体を転ばせる」という旧来のやり方はさらに困難になる。

こんな状況でもまだ、原発推進とか言ってるバカがいる。

 

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