福島第一原発には6基の原発があるが、5,6号機の動静はほとんど伝えられない。
地震発生時、5,6号機は定期検査中。
津波の10日後には外部電源に切り替えられ、以降、「冷温停止」が続いている。
東京電力はこの2基を、今も貴重な「資産」として考えているようだ。
東電協力会社幹部が事もなげに言う。
「メンテナンスは終わっており、いつでも再稼働できる準備が整っている。津波対策にも乗り出しており、消波ブロックを現在積み上げている。25tの物を4000個と聞いているが、最終的には1万個ぐらいになるだろう」
再稼働?
既に1~4号機については廃炉が決まっている。
これから数十年の歳月と、1基5000億円ともされる費用をかけて処分されていく。
その隣で運転再開など「世間の常識」ではありえない。
しかも細大漏らさず情報を公開している、と言いつつ「聞かれたこと以外は答えない」という姿勢は事故以前から変わっていない。
5,6号機の大規模な防波堤工事は、今回問い合わせるまで伏せられていたのである。
こんな会社さっさと潰してしまえ<(`^´)>
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