毎年恒例の日本テレビ『24時間テレビ「愛は地球を救う」』
そもそも「24時間テレビは、チャリティー番組である。
ー善意で集まった人たちで力を合わせ、地球を愛で包むー
そんな暑苦しいテーマで番組は作られているのだが、もちろん出演するタレントはボランティアではない。
番組中に24時間かけて63kmを走破した徳光和夫アナには、一説によると1000万円が支払われたという。24時間テレビの番宣番組でもトレーニングの様子などが特集され、これにも別途出演料が支払われているはず。
テレビに出てお金をもらうのがタレントの仕事、ギャラをもらうのも当たり前なのだが・・・
サッカー界ナンバー1のカリスマである、キングカズこと三浦知良。
カズのもとに24時間テレビから出演のオファーがあったのは、3.11の震災後間もなくだったという。出演コーナーの内容は、被災地のサッカー少年にカズがコーチに出向く、といったもの。
もちろんキングカズはこの申し出を快諾。
ところがギャラの話になったときカズサイドは態度を硬化。
チャリティー番組だから、カズは当然ノーギャラのつもりだった。
ところが日テレとしてはそれでは困ってしまう。
横並びの出演者にはもちろんギャラが発生するわけだから、カズだけノーギャラというわけにはいかない。
どうしても受け取って下さいという申し出に、カズは「オレはタレントではないから」と完全拒否。
かような事情で、結局カズの出演は流れてしまったようだ。
さすがキング、と思わせるエピソード。
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