疑惑の発端は、さくら氏の過去を知るという匿名の人物によるネットへの書き込みで、「彼女は年下のイタリア人と結婚していた」「今は削除されているがブログをやっていたはず」というもの。
これに反応したネットの住民たちは、すでに削除されていたさくら氏が書いていたと思われるブログをネットの海から掘り起こし、その全容を検証してみせた。
本人の紹介文は、
「シャネルとバーキンをこよなく愛し、高層マンション、タクシーの、完全都会っ子生活から一転、恋した相手はイタリア・田舎っ子の彼・・・ 慣れないカントリーサイドで国際結婚ブログ」
さらに、「アメリカ人と結婚すると言って渡米したことがある」
「新地でホステスのバイトをしていたことがあり、客として知り合った奈良のパチンコ店経営者と結婚したことがある」などの調査結果も。
新地にいて、”たかじん”を知らないわけがないやろ・・・
ブログの件や、イタリア人の前にも別な婚姻歴があったことに関しては、後にさくら氏が週刊誌の取材の中で事実と認めている。
ちなみに日本の法律上は「重婚」とはならないようだが、少なくともたかじんと交際を始めた当初は「不倫関係」だったということになる。
たかじんはマネージャーに「俺が死んだら冠番組は全部終わらせて欲しい。事務所は好きなようにしろ」と言ったそうだ。遺産配分に触れたエンディングノートの存在も明かし、長女についてもカネを渡すと明言していた。
他にも様々な疑惑があるが、それはさて置き、たかじんの死後、(たかじんの~)3本の冠番組は番組タイトルに「たかじん」の名を残すという異例の決定を下している。
死してなお「たかじん」の名前にはそれだけの価値があるというわけだが、その権利を受け継いださくら氏を抱え込むことが出来れば、関西のテレビ業界では十分に商売を続けることが出来る。
「たかじんの~」が無くなると困る会社があり、さくら氏にしても利権を金に変える術は知らないわけで、両者の思惑は一致。
さくら1人が悪いわけではなく、”たかじん利権”でつながった利益共同体による悪企みだったのかもしれない・・・
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