カルデラだらけの川内原発周辺、さらに桜島も30キロ圏内にある。

原子力規制委員会は、「電力会社の監視によってカルデラ噴火の前兆は把握できる。南九州の噴火のサイクルは９万年で、前の噴火は３万年前だから、あと６万年は大丈夫！」という。
それに対し日本火山学会は、「現在の知見では、余地は困難」とキッパリ！！
御嶽山の噴火も予知なんてできなかったわけだよね？

薩摩川内市長が災害時に新幹線を使った避難の協力をJRに要請した際、鹿児島県の原子力対策委員が「新幹線は地震などの災害に強い。トンネルが多く放射能の影響も受けにくいのではないか」と小学生以下のコメントを・・・
ちなみに阪神大震災の時は81日間、新潟中越地震では66日間、東日本大震災では49日間、新幹線は完全にストップしていた。

おまけに伊藤祐一郎鹿児島県知事は、川内原発から10キロ以遠の要援護者の避難計画は作らないんだってさ。
この伊藤祐一郎とかいう奴は旧自治省（現総務省）時代に志賀原発の立地計画に携わったバリバリの推進派で、「九電から事実上の政治献金を受けた」などと非難されたこともある。
原発のことを公正に決められる立場にある輩ではない。

これだけ高度な文明が栄えた現代においても、原子力は未だに人間の手に負えるものではない。
東日本大震災から４年が経とうとしているが、今だに復旧の目処は立っていないのだ。

もう少し真剣にやれよ！