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なぜ冬でも「とりあえずビール」なのか?

ビール

冬でも一杯目のビールは美味しく感じるものだ。
アルコールは通常、胃からの吸収が2割で小腸からの吸収が8割だが、空腹時にはより多くが胃から吸収される。
胃からの方が吸収の速度が上がり、一気に血中アルコール濃度が上昇してすぐに酔えるから美味しいと感じるのだ。

さらに一杯目として炭酸が胃に入ると、胃の粘膜から炭酸の泡になっている二酸化炭素が少し吸収され、これが血液中に入ると血液は酸欠状態になり、慌てて酵素を届けようと血管が拡張する。
血液がたくさん届いて胃の働きはよくなる。
食前酒にシャンパンなど炭酸のお酒が多いのは合理的な理由があるのだ。

なにより、空腹時の最初の一杯、二杯はグビグビ~っと飲みたいものだ。
喉が乾いていればなおさら、グラス一杯を一気に煽りたいところ。
おちょこや水割りではでそうはいかず、美味しく感じられないというのもあるのかな。

少しお腹が落ち着けば、後は日本酒や焼酎で♪

 

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