今この瞬間の輝きを

リーダー養成

リーダー

不測の事態が起きて危機に直面した時、リーダーに求められるのは「的確な判断力」と「素早い行動」だ。 東日本大震災における菅直人首相の判断はあまりにも悠長で、すべての対応が後手後手に回ったわけだが、日本企業の経営者たちも似たり寄ったりだった。今の日本には政界にも財界にも本当のリーダーはいない。民主党政権はリーダーシップ以前の問題だ...

東電の危機管理能力

東電

福島第一原発の事故で東京電力の対応が後手後手に回った原因の一つは、原子炉を設計したのが日本企業ではなく、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)だったことである。 1号機と2号機は完全にGEが手掛け、キーを回しさえすれば設備が稼働する状態で引き渡した「フルターンキー」。3号機と4号機は東芝と日立製作者がそれぞれGEの設計に基...

精神科病院

精神科病院

福島第一原発から約4キロの近距離にある双葉病院は、単科の精神科病院である。原発の半径10キロ以内の住民に避難指示が出された3月12日、約200人の「動ける」入院者は速やかに退避した。しかし、146人の高齢者は院内に取り残される。病院職員が一人も付き添わない状況の中、自衛隊による必死の救出・搬送が行われた。 ー精神科病院の認知症...

利益相反

健康診断

ー健康診断の正常値や基準値は意図的に設定されたもので科学的根拠はないー特に「メタボ健診」の基準はインチキそのもので、世界からも批判を浴びている。 日本では、受診者の7割が薬対応。メタボ基準を作った人物たちが製薬会社から寄付を受けているのだから当然の理。メタボ健診の奇妙な「腹囲」について、世界の医療機関はその「間違い」を指摘し続...

検診大国 にっぽん

健康診断

ー健康診断を定期的に受けていれば、自覚症状が出る前に病気を予防できるーこれは日本人の常識と言ってもいいだろう。 だが、欧米では現在、日本のように検査項目の多い定期検診は「それが健康につながるという科学的根拠がない」として、奨励されていない。米国で行われた医師アンケートでは、医師の65%は「年1回の健診が必要」と答えたが、検査は...

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