やっと水温計の取り付けにかかる。
なんとなく面倒臭さが先に立ち、手を付けずにいたのだが・・・
オーディオの配線から電源を取り出すため、まずはセンターパネルを取り外し、オーディオデッキを手前に引張り出す。
配線の中から、常時12V電源(バッテリー+)、ACC or IG(イグニッション)、イルミネーション、それぞれの接続端子にY型接続端子を割り込ませる。
電工ペンチを使って水温計のケーブルにギボシ端子を取り付ける。
手持ちのケーブルや接続端子で済ませようとしたため、絶縁スリーブの大きさが合わない部分もあったが、絶縁用の収縮チューブを使ったりしてなんとか問題なく済ませそうだ。
後は、水温計の設置場所を決めて配線ケーブルをそれぞれ接続すれば作動するはず。
ここに置きたいのだが、
スピードメーターの「40km/h」以下の表示を塞いでしまい、車検でケチつけられそう・・・
ラジエーターホースに割り込ませた水温センサーからの配線ケーブルは、すでに車内に引きこんであるので水温計本体にカプラーで接続するだけだ。
と、ここでエライことが起きた。
作動確認や、各接続端子の具合を確かめるべく、ギボシを接続したり外したりしていた時のこと。
常時12V電源(バッテリー・+プラス)ケーブルの接続端子を引っ張って外した時に、絶縁スリーブがケーブル側にズレてしまった。
まあ、こんな事はよくあることなのだが、すぐに絶縁スリーブを元に戻さなかったが為、他の作業をしている時に、剥き出しになったギボシがオーディオ本体に触れてしまい「バチバチッ!」と火花を散らす。
「え~! オーディオ本体に-マイナスの電気流れてんの?」
・・・まさか、壊れたわけじゃないよな?
電装品の取り付け等を行う場合、バッテリー端子の-マイナス側は外しておくのが鉄則。
とは言え、面倒なのでそこまでしたことは今まで一度もない。
接続端子には絶縁スリーブが付いているので、今回みたいな例以外ではそう問題は起きない。
取り付ける電装品の-マイナス側電源を最後に接続すればいいからだ。
今回の場合、オーディオの-マイナス側電源(ボディアース)を外しておけば問題はなかったわけだが、オーディオ本体の外側金属部分に電気が流れているとは思わなかった・・・
結構危ない構造じゃね?
結局、オーディオはオシャカになってしまったようだ(T_T)
オーディオ自体はcarrozzeriaの2004年モデルだから、かれこれ10年弱使っている。
内蔵アンプ仕様ではフラッグシップのCDメインユニット機で、DEH-P099というモデル。
1DINでCDしか聴けないのに結構なお値段・・・
この10年間、何のトラブルもなく素晴らしい音質を奏でてくれていたのに・・・
これはかなりのショックだった(・_;)
水温計本体にケーブルを接続してダッシュボードの上に両面テープで貼り付ける。
ケーブル類はセンターパネル上部から取り出すべく、パネル内のジャマな突起等をニッパーで壊したりしてケーブルの通り道を作っていく。
現物合わせでチマチマと作業して完了!
取り付け位置には思惑より多少のズレがあるが、強力両面テープなのでやり直しは効かない・・・
コメントはこちら