JR東海は「リニア中央新幹線」の着工式(安全祈願式)を17日に行い、2027年に品川―名古屋間の開業を、また名古屋―新大阪間は2045年の開業を目指した総工費9兆円の巨大プロジェクトに着手した。
リニア中央新幹線では、世界でも初めてとなる超電導リニア方式を採用。
最高速度は、2003年に人が乗った鉄道として世界最速の581km/hを記録し、品川~名古屋を約40分、品川~大阪を約67分で結ぶ計画。
新幹線「のぞみ」が最速それぞれ約90分、約145分だから、いずれも半分以下となる。
運賃は新幹線「のぞみ」に比べて¥700程度高く設定する見通しだ。
今後、約5000人に上る沿線7都県の地権者らとの用地取得交渉や、ルートの86%が地下に造られること、南アルプスを貫く工事などは10年以上掛かるとみられ難航が予想される。
また、大規模なトンネル建設で地下水の流れが変わり、大井川の水量が減る可能性や生態系への影響、残土処分の問題もある。
っていうか、日本の将来推計人口を見ると、2030年の1億1,662万人を経て、2048年には1億人を割って9,913万人となり、2060年には8,674万人になるものと見込まれているわけやし、高齢化率は、2013年に25.1%で4人に1人を上回り、50年後の2060年には39.9%、すなわち2.5人に1人が65歳以上となることが見込まれているわけで、完成後に多くの利用者は見込めるのか?
観光で利用することは考えにくいが、採算は取れるんかいな!?
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