織田信長は戦国武将としてだけではなく、政治家としても優秀であったようだ。
信長がとった政策の一つに、楽市楽座がよく挙げられる。
これは商人たちの持つ既得権を排除し、税の減税などを通じて親交の商工人をサポートするものだった。
今の日本は、復興のためという口実で「増税」に向かおうとしている。
既得権を持った財務省と政治家が手を握る。
信長の目指した世界とは、正反対の方向に進んでいることがよくわかる。
野田という新しいドジョウは財務大臣時代、日本の経済にダメージを与える円高を指をくわえて見ていることしかできなかった。
その野田と仲良しなのが、インフレに怯えて大胆な金融政策を打てない日銀総裁の白川である。
信長の大胆な発想は、「エキスパートを信じない」ところから始まっている。
前例のない行動は「専門家」の頭からは出てこない。
「歴史が我々に教えることは、人類は歴史から何も学ばないということである」
ードイツの哲学者、ヘーゲルの言葉ー
コメントはこちら