今この瞬間の輝きを

初の決勝、そして初優勝!

1990年

これまで足かけ5年、5戦(6~7戦!?)連続で予選落ちを喰らっているわけだが。
不思議と、焦りや不安は無かった。
何かキッカケのひとつで、コロッと変わる気がしていたからだ。

 

1989.12.17
’90 鈴鹿選手権シリーズ 第1戦  国内B級(ノービス)-F3

鈴鹿西コース 1’32.191   予選26位

おおっ! 初の予選通過!!
この時点での予選順位など問題ではなかった。
で、浮かれすぎて決勝前のライダーズミーティングに遅刻してしまい、大会会長に怒られる・・・(+_+)

 

いざ! 決勝レース、スタート!!
「あっ、スタート練習一度もしてなかった・・・ (-_-;)」

みるみる置いて行かれる僕・・・ 結局、ビリかブービー辺りで1コーナーへ。
たったの10周(15分程)を終えて、

決勝  17位

ベストラップ 1’28.971(自己ベスト) ・・・以降、自己ベスト更新時は赤文字で表記。
これまでのベストラップは 1’30.フラット辺り

・・・毎周、誰かを抜いていたので楽しかった♪

 

1990.2.4
’90  中山選手権シリーズ 第2戦  国内B級-F3

(国内B級→National B class→以降NBと表記する)

予選 結果は資料が残っていないが、確か9~13位ぐらいだったと思う
タイムも分からない・・・

 

で、決勝のサイティングラップ(スタート前の一周)で唖然・・・
路面は前日の雨の影響でハーフウェットだったのだが、ほとんど乾いていて数か所に川が流れているだけの状態!
僕が選んだのはレインタイヤ(ヤバイな・・・)
濡れた路面でスリックより、乾いた路面でレインの方がマシやろ・・・ の選択だった。

ドライ路面でのレインタイヤは、パンクしたタイヤで走っているみたい。
硬性感がまったく無くグニョグニョした感じで、ブレーキングの最中でもマシンがヨレヨレする。
でも、滑るのは分かりきっているので、逆にコントロールはしやすいかな。

すぐに順位を上げ、2位争いに!
数周に渡ってバトルを繰り広げるが、相手がシフトミスをしたところで勝負はついた。
後は引き離すだけ・・・

17周(20分半程)のレースを終え、ピットに戻ると、観に来ていた彼女と友達数人が大騒ぎ!
「2位でそんなに騒ぐなよ!逆に恥ずかしいわ!!」
どうやら1位を走っていた奴が転倒したらしい。

決勝 1位
'89 2 中山サーキット終わってみれば(結果だけ見れば)、2位に約10秒差のぶっちぎり!?

 

 

 

 

 

 

という訳で、決勝レース出場2戦目にして初優勝! という結果に。
初めてレース雑誌に名前と写真が載った(*^。^*)

だが、この優勝はまったく嬉しくなかった・・・

 

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