今この瞬間の輝きを

日本人の美徳

自販機破壊

「大津波に襲われた日本では、一切略奪や暴行がなかった。これは研究の対象に値する」海外の主要なメディアがこぞって称賛した日本人の道徳心と倫理観。「火事場泥棒」が比較的少なかったのは事実かもしれないが、「震災便乗犯罪」がなかったというのは大きな間違い。 警戒区域内の住人たちの一時帰宅で、福島県の小熊町の住人約100人が帰宅したが、...

消費税10%

消費税

この先数年以内、消費税の大幅アップという事態は避けられない。 ただでさえ国家財政の危機が叫ばれているところ、さらに10兆円、20兆円という復興予算をどこから捻出するのか。赤字国債を発行することは前提としても、この問題を増税抜きに解決することは考えられない、選択肢はそれしかないというのが結論だ。 歴史を振り返ると、増税によって財...

東電奴隷

福島原発

「原発で作業をしていた60代の男性が体調不良を訴えて死亡。担当医師は、死因は心筋梗塞の可能性が高く、放射線の影響は考えにくい、と発表」原発で死亡事故が起こると、いつも”心筋梗塞”。 フラッシングという作業中に、上下のチーム間で掛け声の聞き間違えにより、配管に溜まった放射性物質たっぷりのヘドロまみれの水が作業員を直撃。口からも入...

最前線攻防

サイバー攻撃

世界中のコンピュータに埋め込まれた中国製「破壊ウィルス」が突如動き出す 07年9月 イスラエル空軍はシリアが密かに建設していた核開発施設を爆撃したが、その際、イスラエル軍機の編隊はシリア軍の抵抗を全く受けることなく、悠々と爆撃ミッションを遂行し、前期が無傷で帰還している。これは、イスラエルがサイバー攻撃によってシリアの防空シス...

迷走内幕

リーダー

浜岡原発の全炉停止も、一部には「菅直人の英断」といった評価があったが、いかにも唐突で強硬な指示だった。そもそも浜岡原発は、今すぐ止めても2年後に止めても、地震で止まっても、リスクは変わらない。原子炉が「冷温停止」の状態になっても、原子炉や燃料貯蔵プールにある核燃料は今後も熱を出し続けるため、3~5年ほど冷却する必要があるからだ...

新しい時代

夜明け

3月11日を境として、日本はまったく違った国になったような気がする。 東日本大震災、それに伴う津波で多くの尊い命が犠牲になった。 また、その後の福島第一原発事故により風評被害、自粛による消費控えは、被災地以外の観光地などを直撃している。 会社の売り上げや収入が激減した人、転職、独立を考えている人も多くいると思われる。 資本主義...

自分のケツも拭けない

東電

このままいくと、東電の賠償総額は10兆円を超えるだろう。「3・11」以前に約3兆5000億円あった東電の時価総額は、今や6300億円ほど(5月18日時点)でしかない。2010年3月期の決算は、売上高が約5兆円、経常利益が約2000億円で、有利子負債が7兆5000億円以上もある。さらに10兆円の賠償金が上乗せされるとなれば、借金...

財務省 天下りと利権

財務省

第一次補正予算は総額4兆円を超すものであった。実際には震災前から行うと決めていた支出の使途を変えただけであり、震災にあたって追加支出を決めた部分は3000億円程度である。しかし第一次補正予算では「復旧」に一定の貢献はしても、「復興」には遠く及ばない。追加支出をみれば「復興」のための貢献は事実上ゼロ回答である。そして続く第二次の...

平時の施策

昭和金融恐慌

東日本大震災の発生から、日本の経済政策はますます混迷の度合いを深めてきた。混迷の原因をフレーズにまとめると、「復興よりも増税重視の政府、何もしない日本銀行」という風に表現できる。 震災のわずか2日後、菅首相と自民党の谷垣総裁とが会談をもったが、その場で真っ先に復興政策として話題になったのが増税であった。まだ被害の実態も把握でき...

宰相の力

後藤田正晴

「カミソリ」危機管理のプロ」と言われ、中曽根内閣の官房長官だった後藤田正晴氏。「信じたくもない、聞きたくもないないという類の悪い情報、本当の情報を真っ先に報告せよ」、が口癖だった。 菅首相が見習わなければならない「後藤田五訓」とは、 省益を忘れ、国益のみを考えよ 最悪の情報をあげよ 勇気をもって意見具申せよ 自分の仕事じゃない...

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