今この瞬間の輝きを

自殺者数と抗うつ剤

自殺者数

自殺者数が一向に減らない。問題として取り上げられると、その都度「不景気」や「ストレスの多い社会」が、その原因とされてきた。そして早い段階で医師に診察してもらうことが、自殺を未然に防ぐことにつながると言われている。ところが、真面目に医者に通えば通うほど死へ近づいているようだ。 98年以降、自殺者は常に3万人を超えている。自殺者の...

暴力団排除条例

暴力団排除条例

10月1日で暴力団排除条例が47都道府県全てで施行された。 暴力団と密接な関係にある企業や個人は「密接交際者」として公表され、金融機関の口座開設も住宅の賃貸契約もできなくなる。 そもそも暴力団対策法自体が暴力団の存在を認めている。 そういう法律だから、暴対法と暴排条例で暴力団を壊滅することはできるわけもない。 警察庁長官も暴力...

消費税増税は「死」を招く

消費税

価格転嫁のできない不公平税制が招く悲劇 1997年、消費税は3%から5%に引き上げられた。そして翌98年に急増した数字、それは自殺者数だ。このときに8000人以上増加したのを機に以後、13年連続で3万人を超す水準となった。 中小企業経営者を苦しめた消費税、なぜ消費者ではなく経営者を苦しめるのか。消費税の納税義務者は年商1000...

国会議員にかかる無駄金

国会議員

少なからぬ報酬を血税から得ている国会議員のセンセイたち。財政健全化が急務の我が国において、無駄の筆頭に挙げるべきは彼らではないのか? 現在の日本の議員定数は、衆議院が480人、参議院が242人で合わせて722人。役職の無いヒラ議員でも歳費を月額に直すと月130万円。通信費や交通費は別途支給。「議員パス」と呼ばれる電車・飛行機に...

禁煙運動

禁煙

今さら言われなくても、タバコが健康に悪いことなど昔から誰でも知っている。 世界で最初に禁煙運動を始めたのは、ナチスのヒトラーである。 国民の健康増進運動の一環でタバコを禁止したが、それが優生思想に結び付いた。 精神病患者の安楽死に始まり、最後はユダヤ人の大虐殺に行きついた。 日本でも02年に健康増進法が施行され、国民の責務とさ...

保守

田園風景

田舎に行けば、昔とほとんど変わらない野山や小川、田んぼや畑の美しい風景がまだまだ広がっている。それは、英霊たちの故郷の人々、その子孫たちが堂々と守ってきたものなのだ。ところが今、無残に、野蛮に、破壊されている!原発事故によって! 計画的避難地域に指定された飯館村。この村は大部分が福島第一原発から30キロ圏外。「原発マネー」の恩...

福島第一原発再稼働!?

福島第一原発

福島第一原発には6基の原発があるが、5,6号機の動静はほとんど伝えられない。地震発生時、5,6号機は定期検査中。津波の10日後には外部電源に切り替えられ、以降、「冷温停止」が続いている。 東京電力はこの2基を、今も貴重な「資産」として考えているようだ。東電協力会社幹部が事もなげに言う。「メンテナンスは終わっており、いつでも再稼...

日本経済は増税で二度死ぬ

消費税

阪神・淡路大震災から2年後の1997年4月から消費税増収があった。 その後、経済が停滞した。 三洋証券、柘植銀行、山一證券の相次ぐ破綻等の影響もあり、景気が大きく落ち込んでいった。 消費税増税後、いかに名目成長率が伸びずに税収が停滞したか。 もし増税になったら、日本は地震という天災のほかに、原発事故、増税という人災にも見舞われ...

惻隠の情

日本の美徳

弱者に涙する惻隠の情というのは、「武士道精神」の中核をなすもの。日本人らしさの根本と言っていい。いくら社会が変わり、デフレ不況に苛まれ、アホな政治家ばかりになっても、多くの日本人の間に脈々と惻隠の情が受け継がれている。 それが今回の震災と原発事故で確認できたー被災地の人々は、不平不満を言う前にまず自衛隊やボランティアに感謝の言...

核燃料最終処分

核燃料最終処分

日本には、核廃棄物の最終処分場が無い。無いどころか、候補地が挙がるたびに反対運動で潰され、建設の目処も立っていない状態だ。 使用済み核燃料の再処理を行った後に生ずる、高レベル放射性廃棄物の最終処分業務。核廃棄物を地下500mに地層処分し、数万年は静かに眠らせなくてはならない。そこで核廃棄物が大人しくじっとしている保証はない。日...

Return Top